ペナン由来の5千年前の人骨、蘭博物館が返還へ

ペナン州政府は、オランダのライデンにある国立自然史博物館に保管されている数十体の人骨が、2024年の第1四半期にもマレーシアへ返還されると明らかにした。
この人骨は、英国の考古学者が1851年から1934年にかけて、ペナンで掘り起こしたもの。約5千年前のものと思われる。合計41体発見され、そのうち37体が現在ライデンにあるが、他の人骨の所在は不明。
マレーシアは返還を要求しており、ペナン州の観光・創造経済委員会のイェオ・スン・ヒン委員長（州の閣僚に相当）は、州政府と在マレーシアオランダ大使館など関係各所と何度も打ち合わせを重ねたと述べた。