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洪水被災者数がさらに増加 7万人を超える

洪水被災者数がさらに増加 7万人を超える

2022.12.21 政治・社会
マレー半島5州で洪水による被災者数がさらに増加した。国家災害管理局が12月21日未明に発表した数字によると、被災者数は7万1341人に達した。前日からさらに2万5000人が増えた格好だ。
洪水被害が最もひどいのがトレンガヌ州。3万9500人が避難施設に避難した。中でもクママン郡で最も多く8923人が被災している。
トレンガヌ州には304か所に避難施設を設置したが、そのうちの15施設で20日に浸水が発生。避難民1641人がさらに被害を受けた。同州警察は別の施設に被災者を輸送させる予定だが、浸水が深刻化しているうえ、トラックの手配にも時間がかかるとしている。当面は病人や妊婦のみを別施設への移動を優先することも警察は明らかにした。
また、クランタン州でも3万1487人が被災。中でもタイ国境に面しているパシール・マス郡では1万1846人が被害を受けた。河川に接していない地区も洪水に見舞われている。
このほか、ジョホール州やパハン州、ペラ州の村落でも被災者が発生している。
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