ヌグリ・スンビラン州での詐欺事件 2200件超

ヌグリ・スンビラン州警察は12月28日、年初から11月までの詐欺事件が2277件に達したと発表した。被害総額は4070万リンギだった。
最も多かったのはオンラインでの販売詐欺が711件で、540万リンギ。次に銀行や警察などを装って脅してお金を振り込ませる「マカオ詐欺」が393件で、1240万リンギの被害となった。
また、求人詐欺が379件とこれまでほとんど記録されなかった事件も増えているようだ。偽融資が309件の230万リンギで、偽投資は302件の840万リンギなどとなった。中には寄付を求める詐欺事件もあったという。
これら詐欺事件の容疑者としてこれまでに1152人が逮捕され、605人が起訴された。
一方、同時期の州内の麻薬関連の容疑の逮捕者数は1260人。56の密売組織を摘発したという。