ドローンで刑務所に禁止品を差し入れ 3人を逮捕

クランタン州警察は12月29日、ドローンで刑務所の囚人に禁止品を差し入れようとして3人を逮捕したと発表した。
事件があったのは同州マチャン郡の刑務所であるリハビリセンター。12月12日午前1時ごろに刑務所職員が上空にドローンが飛んでいるのを発見して、警察に通報した。
ドローンには何を乗せていたのかの発表はないが、爆発物とみられている。
この刑務所では追跡装置技術を備え付けており、付近でドローンを操縦していた人物を特定。35～39歳の容疑者の乗った車は逃走したもの、近くの幹線道路で警察により逮捕された。
警察は容疑者の車内を調べたところ、ドローン遠隔操作装置のほか、爆竹や刃物などを発見した。3人は19日に起訴されている。
ドローンは現在、民間航空局の許可なしにドローンを飛ばすことができないことになっている。