全国の5Gサービス 人口密集地の50％に到達

第5世代移動通信システム（5G）のサービス範囲が全国の人口密集地の50％に達した。5Gネットワークを進めているデジタル・ナショナル公社がこのほど明らかにした。
同社は2022年末の5Gの普及率を40％に設定していたが、これを大きく上回った。3900か所で1500万人近くに5Gを提供していると同社のナスチオン・モハメド最高執行責任者は述べた。
現在までのところ、クアラルンプール、プトラジャヤ、スランゴール州の人口密集地で90％以上、さらにジョホール州、マラッカ州、ヌグリ・スンビラン州で約50％でサービス範囲が達成したという。同社は2024年末までには人口密度の高い地域の80％で5Gサービスを利用できる目標を掲げている。
また、5G対応機器の所有台数は昨年12月の時点で約800万台。年内には1600万台に達すると見込んでいる。