LRTクラナジャヤ線 不具合で一部運行に障害

首都圏を走るLRTクラナ・ジャヤ線で1月5日午後4時半ごろ、不具合のために一部区間で運行に障害が生じた。ラッシュアワー時でもあったため、多くの利用者がため息をついた。
運営するラピッドKL社によると、KLセントラル駅とパサー・セニ駅の間のスイッチに不具合が発生。このため、車両は徐行運転やプラットフォームで長く停車する事態となった。午後5時半までには不具合部分の修理は完了した。
しかし、午後5時26分にはダマイ駅とダトー・クラマット駅の間でも同様の事態が発生。シャトルバスを出して対応し、午後7時までには完全復旧した。
アンソニー・ローク運輸相は先に、同線は今年の9月まで数度にわたって運行が停止になる可能性があると指摘。システムや車両の老朽化によるもの。LRTは現在56台の車両を保有しているが、18台はメンテナンス中。38台しか使用されていないことも原因の一つとしている。