中国人観光客の入国制限 機会損失額は300億リンギにも

文化観光省は、中国からのマレーシアへの入国者を制限することで、今年中に少なくとも300億リンギの損失が発生するとの見込みを明らかにした。
ティオン・キンシン文化観光相によると、マレーシアを今年訪れる中国人観光客は600万人であると見込んでいた。これは約300万人が訪れた2019年をもとに予測されたもの。
同相は、日本や韓国、アメリカ、フランスなどの感染者数が多い国からの観光客のマレーシアへの入国は安定しているとし、多くの国で感染者数と死亡者数が高止まりしているとし、中国だけが「高リスク」の国として強調されていることに困惑していると述べている。