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ナジブ元首相 国連人権理事会に嘆願書提出

ナジブ元首相 国連人権理事会に嘆願書提出

2023.01.09 政治・社会
政府系ファンドを不正に流用した容疑が確定して刑務所に収監されているナジブ元首相はこのほど、国連人権理事会に対して再審または釈放を求める嘆願書を提出した。
元首相のムハマド・シャフィー弁護士が明らかにした。
弁護士によると、元首相は「裁判に重大な欠陥があり、国際司法の規則に違反している」と指摘。元首相が昨年8月23日の連邦裁判所での裁判判決は基本的人権と連邦憲法に違反しているとして同理事会の5人の専門家からなるパネルに対して精査するよう求めた。裁定後に再審または釈放ができるよう求めている。控訴関連の文書を読む時間がなく、裁判で合理的な機会も与えられず「性急な判決だった」とも連邦裁判所を批判している。
元首相は昨年8月23日に政府系ファンド1MDBの子会社SRCインターナショナルの資金4200万リンギを不正流用したとして有罪判決(禁固刑12年と罰金2億1000万リンギ)を受けた。元首相は判決直前に弁護士を突然総入れ替えするなどして、時間を稼ごうとした節もみられた。
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