不法滞在14年間 被告に5万リンギの罰金
2023.01.11 政治・社会サバ州タワウ下級裁判所は1月9日、14年7か月の不法滞在をしていたパキスタン人被告(47)に対して禁固8か月と罰金5万リンギの判決を下した。
被告は12月27日午後に自宅で出入国管理局職員によって不法滞在の容疑で逮捕された。旅券が2008年5月15日に切れており、その後も滞在を続けていたという。
裁判長は「1日や2日の不法滞在なら大目にみられたかもしれないが、10年以上も続いた」と重大犯罪であると指摘。長期に滞在したいのであれば、合法的な手続きに従うべきだと批判した。
被告は刑に服した後は国外退去も命じられた。