不明貨物船の捜索、インドネシアが協力表明
2023.01.11 政治・社会海上法令執行庁は1月11日、インドネシアの国家捜索救助庁から10日午後、行方不明になっているマレーシア船籍の貨物船の捜索を検討していると通知があったと発表した。一方、ジョホール・バル海上救助サブセンター(MRSC)は11日、船が発見されたかどうかは依然不明との声明を出している。
この貨物船には20歳から57歳までのインドネシア人3人とマレーシア人2人が乗り組み、12月23日にペラ州カンポン・アチェを約72万6,000リンギ相当の金属パイプを積んで出港、31日にサラワク州クチンに到着する予定だった。
1月1日にジョホール州から約0.2海里のインドネシア海域で確認されたのを最後に消息を絶っていたが、9日午後、インドネシア西カリマンタン州ペマンカットの北西約30海里の地点から緊急信号が発信されたことがわかっている。