アフリカ豚熱 ペラ州でも4頭から検出
2023.01.17 政治・社会ペラ州政府は1月15日、今年に入って州内でアフリカ豚熱(ASF)にかかった豚4頭が発見されたことを明らかにした。シバネサン人的資源・保健・インド人コミュニティー問題委員会(州の閣僚に相当)が述べた。
12月末から1月3日までの間にクアラ・カンサール郡で2頭、バタン・パダン郡で1頭からASFが検出された。さらに今月13日にはクアラ・カンサール郡の養豚場でさらに1頭がかかっていることがわかったという。この検出は先に別の同郡の養豚場から10キロ内だった。検出された養豚場の豚は17日にも殺処分される。
同州では昨年からのASF検出件数は11頭。同州には養豚場が91軒あるが、そのうち12%の養豚場で感染していることがわかり、すでに8488頭が殺処分されたという。
隣のペナン州でもASFが今月に入ってから養豚場の間で感染拡大しており、州政府はすでに流行宣言を発した。