春節時の交通違反7項目の決着は裁判所で＝運輸相

アンソニー・ローク運輸相は1月17日、春節（中国正月）時の交通違反の7項目の違反者については裁判所での審理を経て決着させることになると述べた。通常は違反切符の発行による罰金刑のみで処理されるが、大型連休では事故が多いことから面倒な訴訟にさせることで違反件数を減らしたい考えだ。
7つの交通違反項目は、車列の割り込み、二重線での追い越し、信号無視、スピード違反、運転中の携帯電話の使用、シートベルトやヘルメットの未着用、緊急レーンでの運転。
昨年の春節時の交通事故による死亡者数は119人。交通事故件数を減らすため、18日から28日まで各地で交通取り締まりキャンペーンを行う。
また、高速バスの事故も多いことから各地のターミナルで私服の係官を派遣して取り締まる。
春節時の移動のピークは20～21日と24～25日と予想されている。この期間の大型車の高速道路の走行は禁止される。