バイデン米大統領がアンワル首相に祝電
2023.01.28 政治・社会バイデン米大統領が昨年暮れ、アンワル首相に首相就任の祝電を送っていたことが判明した。併せて2022年11月の第15回総選挙(GE15)における民主主義を称賛したという。
アンワル首相は、マレーシア国民の相互利益のためにバイデン氏と緊密に働くことを楽しみにしているとフェイスブック上の投稿で述べた。
バイデン氏は「世界中の民主主義が前例のない挑戦に直面している中、マレーシアの選挙は民主主義が実現できることを実証した。何百万人ものマレーシア人が総選挙で投票し、その多くが初めての投票であったが、その声が反映された。市民参加は自由で開かれた社会の礎であり、マレーシアの人々は基本的な自由を行使するというコミットメントで世界中の人々を鼓舞した」と述べた。
バイデン氏はまた、両国の関係は成長を続ける経済、安全保障、人と人とのつながりという強固な基盤の上に築かれており、それはインド太平洋地域における自由、安全、繁栄の強化にも貢献していると述べた。
アンワル首相によると、バイデン氏はデジタル経済、気候変動対策、エネルギー、安全保障の分野を含めマレーシアとの関係を深めることについても積極的に関わると表明したという。
首相はこれについて、「インド太平洋経済枠組みを通じ、今後数年間は包括的な経済成長と強固なサプライチェーンの構築のために協力するなど、我々のパートナーシップをさらに深めていきたいと考えている。私たちは共に自由で開かれた安全で豊かな地域を推進することができる」と付け加えた。