スウェーデンでのコーラン焼却、KLで抗議デモ

イスラム過激派組織Hizbur Tahrirのマレーシア支部は1月27日、スウェーデンで起きたイスラム教の聖典「コーラン」の焼却事件に抗議するため、デモ行進を行った。
スウェーデンの首都ストックホルムのトルコ大使館前で21日、デンマークの保守政党Stram Kurs（強硬路線の意）を率いるスウェーデンとデンマークの国籍を持つ極右政治家ラスムス・パルダン氏がコーランを焼却する事件が起きた。
この事件に抗議するため、子供を含む約80人は27日午前、クアラルンプールの在マレーシア・スウェーデン大使館の前でデモ活動を行った。
同日午後、デモ隊は約100人に増え、KLの在マレーシア・オランダ大使館までデモ行進を行った。オランダ大使館の周辺では制服と私服の警官50人以上がデモを監視しているのが確認されたが、午後3時ごろに何事もなくデモは終了した。