低所得者向け飲食メニューの提供開始
2023.02.01 政治・社会国内の下位40%にあたる低所得世帯「B40」層に向けた飲食店での低価格帯メニュー「Rahmah」プログラムが1月31日から始まった。
マイディン・スバンジャヤで行われたメニュー発表会に臨席したサラフディン国内貿易・生活費担当相は、「この取り組みを通じ、特に貧困層が飢えることがないようにしたい」と意義を説明。また、生活コストの上昇に対処するため、国民に対する支援を行う関係者に向け、賛辞を述べた。
このプログラムでは、マレーシア・インドレストラン経営者協会(Primas)、マレーシア・ムスリムレストラン経営者協会(Presma)、マレーシア・トムヤム経営者協会、マレーシア・シンガポールコーヒーショップ経営者協会、ブミプトラ・リテーラーズ・オーガニゼーション(BRO)、マレーシア小売チェーン協会、マレーシア小売業者の協力により1万5,000店以上の飲食店が参加。米飯、鶏または魚、野菜が入ったバランスのとれた食事がわずか5リンギで提供される。
なお、こうしたセットメニューを提供する店舗では、店頭に「Menu Rahmah」と書かれたステッカーが貼付されることになっている。