2022年の自己破産者数 5695人に
2023.02.02 政治・社会破産局はこのほど、2022年の自己破産者数が5695人となったことを明らかにした。1日あたり16人が破産していることになる。
2021年は6554人に上ったが、破産法改正により自己破産基準が5万リンギから10万リンギに引き上がったことから、前年数より人数は少なくなったという。
自己破産した年齢層は35歳から44歳が最も多く、全体の40%を占める。その次が45歳から54歳で、29%だった。
自己破産の主な原因は融資によるもの。ほぼ半数が個人融資で、22%が事業関連の融資によるもの。
また、自己破産額は約70%の3881人が10万リンギから49万9000リンギまでと最も多い。2021年の1572人から急増した。
専門家はこの自己破産額の多さについて「パンデミックが終わって事業を始めた人が多くなったことが原因の可能性が高い」と説明している。