野菜価格が高騰 消費者団体が対策求める
2023.02.03 政治・社会ペナン消費者協会(CAP)は野菜の価格が前月比160%以上も高騰していると主張し、政府に対策を求めている。
CAPによると、オクラの価格が1月は1キロあたり6リンギだったが、2月に入って16リンギの166%上昇。ジュウロクササゲは同6リンギから12リンギの100%増、トマトは同4.50リンギから10リンギの120%増、ナスは同7リンギから12リンギの71%増をそれぞれ記録している。今後数週間はさらに価格が上昇する可能性があるとも警告した。
国内取引・生活費省に対しては価格調査をするよう要請。過剰な値上げをした場合、2010年価格統制・反不当廉売法違反で処罰することも求めた。
CAPはまた、中間業者がいるため、価格が高騰しているとも指摘。連邦農業販売局(FAMA)には国内の野菜の販売や流通を徹底して管理するよう何度も求めてきたが、聞き入れられていないとも主張した。