アンワル首相がトルコ入り 精神的支援を表明
2023.02.15 政治・社会アンワル首相が2月14日夜11時過ぎ、地震の被害が大きいトルコ・アンカラに向かった。「精神的な支援を示すため」と述べた。
首相は同日に「エルドアン大統領から国会での質疑応答中に2回電話があった」と明らかにし、すぐに来てほしいと懇願されたという。
首相とエルドアン大統領は長年の親友で、首相が過去の服役中も支援を惜しまなかった。
マレーシアからはすでに特別災害救助隊が現地入りして、野戦病院も設置。救助犬も派遣して、行方不明者の捜索にあたっている。このため、首相は「最初は行くことをためらった」と吐露。しかし、同大統領からの電話を受けて、考えが変わったと説明した。
首相のトルコ滞在は1日の予定で、ザンブリー外相も同行する。滞在中は被災地も視察し、特別災害救助隊隊員とも面会する予定。