スラヤン病院での刺傷事件、警察が連行の患者が原因=保健省
2023.02.15 政治・社会保健省のノール・ヒシャム保健総監は2月15日、14日に起きたスランゴール州スラヤン病院内での刺傷事件は、警察が連れてきた精神科の患者によるものであると述べた。
同保健総監は、「このような事件はどこでも起こり得る。保健省は精神科の患者に対する標準作業手順(SOP)を見直す」と付け加えた。
報道によると、警察に連れてこられた精神科の患者が当時満床だった病棟で病床が空くのを待つ間、病院の救急診療部に足止めされたことに腹を立て、病院内のパントリーからナイフを取り、デング熱患者の男性の背中を1回、腹部を2回刺した。その後、被害者の男性は手術を受けることになった。
ザリハ・ムスタファ保健相は、スランゴール州保健局長、院長、被害者を治療する医師とともに被害者の家族と面会し、被害者が最善の治療を受けられるようにするための取り組みについて説明した。