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【新着】KLの交通渋滞 木曜午後6~7時が深刻=調査

【新着】KLの交通渋滞 木曜午後6~7時が深刻=調査

2023.02.20 政治・社会
クアラルンプール中心部の交通渋滞は木曜日の午後6時から7時までがもっともひどいーーこんな結果がデジタル地図会社トムトムの調査「交通指標」から明らかになった。
2022年の世界の都市の交通渋滞を調べた同社によると、クアラルンプール中心部で渋滞のピーク時に10キロ移動した年間の総時間は159時間。うち75時間は渋滞でじっと待っている時間だったという。
渋滞での待ち時間は2021年より5時間33分長くなったとの結果も出た。
また、ピーク時の移動に費やす10キロあたりのガソリン代は1,023リンギ。このうち221リンギが渋滞で止まっている間に使った金額だという。
さらに、同社は渋滞時に10キロ走行するのに何分かかるかの平均も調査。
クアラルンプールでは朝のラッシュアワー時は9分、夕方は12分かかるという。週の中でも特に木曜日の午後6時から7時の時間帯がもっともひどく、10キロ走るのに平均25分20秒かかるという。
木曜日のみを自宅勤務にした場合、10キロあたりの通勤で年間35時間とガソリン代203リンギを節約できたとも指摘している。
二酸化炭素排出量も算出し、ラッシュアワー時は車1台あたり年間833キロを記録。これは木を年間83本植えなければならない数字だという。
クアラルンプール中心部でもっともひどかった昨年の渋滞は4月22日(月)で、10キロを進むのに21分かかった。
なお、クアラルンプールのラッシュアワーは平日の午前8時から9時と、午後6時から7時。
この調査は世界56か国389都市を対象とした。渋滞がもっともひどいのは英国ロンドンで、10キロあたりの移動に年間325時間費やしていた。
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