ホームマレーシアニュース【新着】デリバリー運転手の97%が若年層=調査
【新着】デリバリー運転手の97%が若年層=調査

【新着】デリバリー運転手の97%が若年層=調査

2023.02.21 政治・社会
マレーシア統計局はこのほど、食料などの二輪車でのデリバリー運転手に関する調査結果を発表した。これによると、97.71%以上が15~30歳で、残りの2.9%は60歳以上だった。
調査は昨年3月1日から12月31日まで全国のデリバリー運転手6,657人を対象に行なわれた。
もっとも興味を引くのは給与面で、デリバリー業務による月収は1,501~2,499リンギともっとも多く26.78%。次に1,500リンギ以下が23.39%、2,500~3,170リンギは11.67%だった。
デリバリー業務を主な収入源としている人は73.98%、デリバリー業を主な職業にしているのは70.35%だった。
1週間の労働時間をみると、49~84時間がもっとも多く30.79%、30~48時間が25.84%、30時間未満が25.42%。
得た収入で貯蓄や投資をしている人は36.61%にとどまり、63.39%が貯蓄をしていない。また、保険の加入の有無については54.93%が加入していない事実もわかった。
セーフティーネットとしての社会保険機構(SOCSO)に積み立てをしているのは全体の72.25%。
一方で、年金である従業員積立基金(EPF)に積み立てているのは22.05%にとどまったことも判明した。
デリバリーの業務を行なう理由として、「生活費を賄うため」「家族を助けるため」「労働時間が柔軟なため」「貯蓄のため」「規則や雇用契約に縛られないため」が多かったという。
また、学歴についても調査。39.54%が高卒または職業訓練校卒で、専門学校卒が23.24%、大卒は11.79%。
なかには学校に通ったことがないと回答した人も0.21%おり、退学して学歴がない人も0.99%いた。
Tweet Share
【新着】クランタン州で不法ミャンマー人97人を逮捕
【新着】KLの排水溝にコーラン投げ捨て 捜査を開始

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア