【新着】クダ州　薬物使用の検挙数が最多

国家麻薬取締局のムハマド・サデ副局長は2月19日、2021年に薬物使用で検挙された人数がクダ州が最多だったと述べた。
1万3,502人に達したという。
ジョホール州が2番目に多く、1万3,261人。その次がスランゴール州の1万2,182人、トレンガヌ州（1万2,033人）、クランタン州（1万1,843人）などとなった。
2021年の麻薬使用の検挙者総数は12万3,139人で、前年比（2020年）で4％減少したという。
また、若い世代の間で薬物中毒につながる一つとして電子たばこ機器にあると同副局長は指摘。
リハビリ治療を受けた元中毒者らとの面談での結果、ほとんどが麻薬の使用は電子たばこ機器を通じてだった。
リキッドに覚せい剤など合成麻薬が混入されているケースがあり、中毒者のほとんどは幻覚などを経験して、法律違反を起こすようになるという。
押収したベイプリキッドにはニコチンか合成麻薬か含まれているのか同局ではわからないため、管轄の保健省に調査を依頼していることも明らかにした。