【新着】洪水の5州で被災者数3万4000人超える

国内4州での洪水による被災者数は3月3日夜午前4時現在で3万4000人を超えた。
なかでもジョホール州の被害が大きく、同州では3万1865人が避難センターに避難している。
災害管理庁によると、浸水しているジョホール・バル市の一部を含む10地区の中で最も被害著しいのはスガマット郡で、3458世帯1万1941人が避難している。
また、クルアン郡やバトゥ・パハ郡でも4000人以上が被災した。
同州全体の避難センターは209か所に設置された。
次にパハン州ではロンピン郡で1190人あまりが洪水の被害に遭っている。
同州全体では520世帯1844人が避難生活を強いられている。
このほか、ヌグリ・スンビラン州やマラッカ州、サラワク州の一部でも川沿いの350世帯あまりが浸水している。
マレーシア気象局は3月2日、ジョホール州とパハン州では4日まで雨が降り続く予報を出し、警戒を呼びかけている。