反汚職委、ムヒディン元首相を汚職容疑で逮捕

マレーシア反汚職委員会（MACC）は3月9日、ムヒディン元首相を汚職容疑で逮捕した。
ロイター通信は、政府が立ち上げた経済復興プロジェクトをめぐる尋問を受けたためと伝えている。
ムヒディン氏はコロナ禍のさなか、2020年から2021年にかけて17か月間、首相を務めた。
MACCは同氏の首相在任中、コロナ関連の経済支援策をめぐっての汚職に関わった疑いについて捜査していた。
今後、権力の乱用やマネーロンダリングに関連する法律で起訴される見込み。
マレーシアでの元首相逮捕は、ナジブ元首相が2018年、政府系ファンドの汚職で逮捕・起訴されている。