アブラヤシ農園で密輸タバコを発見

ヌグリ・スンビラン州税関局は3月10日、スランゴール州クラン市のアブラヤシ農園で密輸タバコなどを押収したと発表した。
見つかったのはタバコ8990箱分で、輸入税などの未納税額は120万リンギにのぼるとみられる。
押収されたタバコは通常のタバコのほか、インドネシアのクレテックと呼ばれるものも含まれていた。
この農園では車15台も見つかったが、そのうちのトラック1台は密輸タバコを積載中に放置されていたという。
これらのタバコはヌグリ・スンビラン州の食料品店に送る予定だったとみられる。
また、この農園から半径300メートル以内は携帯電話が使えないよう妨害物が設置されていたこともわかった。
容疑者は捕まっていない。容疑者とみられる15人が2～3年前からこの農園で密輸活動をしていたとみられ、同局や警察は行方を追っている。