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違法狩猟で銃器所持許可1000件以上をはく奪
違法狩猟で銃器所持許可1000件以上をはく奪
2023.03.14
政治・社会
マレーシア国家警察のアクリル・サニ長官は3月12日、違法狩猟の撲滅の一環として2020年以降に1010件の銃器所持の許可証をはく奪したことを明らかにした。
この中でもライフル銃のはく奪件数が最も多かったという。国家警察は違法の狩猟を撲滅するため、2020年から銃器所持の許可証を段階的に取り消しており、今後もさらに増える見込みだ。
一方、国立公園・野生動物保護局によると、2019年から2022年まで違法狩猟による逮捕者数は477人。
うち124人が外国人だった。
今年はすでに31人が逮捕され、起訴件数は19件となったという。
これには銃器による狩猟のみでなく、罠を仕掛けて捕獲する狩猟も含まれる。
罠を発見して破壊した件数は1875個に達した。
マレーシア国内でも密猟の対象となるのはトラやゾウ。トラはベトナムや中国に密売されるほか、ゾウは牙がタイなどで売られる。
また、オレンジ色の胸をもつ鳥、アカハラシキチョウもインドネシアで人気だ。
また、インドネシアからは絶滅危惧種のパンゴリンが持ち込まれ、タイやベトナム、中国に密輸されるケースも多いという。
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