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ジョホール州 モスクでの無許可講演で職員解雇へ

ジョホール州 モスクでの無許可講演で職員解雇へ

2023.03.17 政治・社会
ジョホール州のスルタン・イブラヒムは3月16日、州内のモスクや礼拝所で無許可の講演が行われた場合、宗教施設の職員を解雇すると強い口調で述べた。
スルタンは、講演する場合は州のイスラム教評議会の承認を受ける必要があると強調。
講演内容など詳細を事前に報告する必要があるとも述べ、これに従わないイスラム教施設の職員は解雇されると説明した。
スルタンはまた、この措置を取った理由として、イスラム教の教えから逸脱した教えを阻止するためで、影響を受けやすい若者の間で過激な行動に出るのを防ぐためとも語った。
州政府に対しては、これに関して学校や高等教育機関での教育の質を向上させ、高度な知識を持つ未来の世代を生み出すべきだと注文を付けた。
スルタンは今年1月にも政治家が勝手にモスクなどで政治集会を開いていたことに激怒。
政治的中立性を保つため、政治家によるモスクでの講演などは禁止するとも発表していた。
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