世界遺産の建物 違法に改修工事
2023.03.17 政治・社会ペナン島市議会(MBPP)は、建設業者が世界遺産の建物を違法に改修していることが判明したため、建設資材と機材を没収したことを3月16日に明らかにした。
同市議会によると、ジョージタウン市内のチャイナ・ストリート・ゴートにある税関の建物で内部の改修工事が行われていた。
この建物は旧マラヤ鉄道事務所の建物で、ヨーロッパとアジアのデザインを融合させた印象的なファサードが特徴の建物。
改修工事をする場合は当局に承認を得て工事することになっているが、この業者はそれを怠っていた。
市議会はジョージタウン世界遺産協会(GTWHI)と州遺産委員会事務局に通知をし、業者に対しては建築法違反の警告書を発したという。