再生可能エネルギーの供給率 25%に
2023.03.21 政治・社会ニック・ナズミ天然資源・環境・気候変動相は3月20日、国内の再生可能エネルギー(RE)の供給率が全体の25%に現在達していると述べた。
2025年までにはこれを31%、2035年までには40%にまで引き上げたい方針。
今後、太陽光発電の利用をさらに促進させ、大型太陽光発電所の設立も検討している。
一方で、同相は再生可能エネルギーの輸出禁止の解除を検討しているとも国会で話した。
サラワク州から要望があり、隣のインドネシアに輸出させたいようだ。
ただ、電力料金が課題となる。シンガポールのように市場価格に追従している国もあれば、マレーシアのように補助金で制限している国もある。蓄電は費用がかかることから、電力料金をどうするかを詰める必要がある。
輸出禁止解除となった場合は一部のみを販売できるようにすることが可能だとも同相は述べた。