ペナン州　今月のディーゼル油の押収量50トン超に

国内取引・生活コスト省のペナン支部は3月20日、今月1日から19日までの取り締まりで、密売目的のディーゼル油50トン350リットルを押収したことを明らかにした。
検挙されたのは8件で、ディーゼル油のほか、トラックや関連機器を多数押収したという。
ディーゼル油の末端価格は約37万リンギに達した。
ディーゼル油は補助金対象の品目。このため、トラックを改造してガソリンスタンドで大量に給油し、その後に密売するケースが絶たない。
今月18日にも同支部の職員が複数のガソリンスタンドを巡回する不審な大型トラックを見つけて追跡。
しかし、運転手は後をつけられていることを知り、ブキ・ムルタジャム郡のガソリンスタンドでトラックを捨てて逃走した。
職員がトラックを調べたところ、トラック後部に6000リットルが入ったディーゼル油を発見。
トラックは改造され、ポンプやホースも車両下につけられていたという。
同支部は警察と協力し、運転手の行方を追っている