【新着】子どもの断食は義務ではない＝教育相

ファドリナ・シデック教育相は3月25日、思春期または十分な年齢に達していない子どもに断食をさせることについて「イスラム教における義務ではなく、強制することはできない」と説明した。
これは、断食をするよう親から言われた子どもの多くが、登校後疲弊しており、児童・生徒の健康と安全について懸念を示したため。
教育省は、イスラム教徒の子ども、特に小学校低学年の児童が断食できるかどうかを監視するよう学校に要請した。
同相は、「もし子どもが脱水症状を起こしていたり、健康上の問題を抱えている、または断食の準備が整っていない場合、教師や親らは柔軟に対応する必要がある」と述べた。