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LRT衝突事故被害者、運行会社などを提訴
LRT衝突事故被害者、運行会社などを提訴
2023.03.28
政治・社会
2021年5月24日に発生したLRTクラナジャヤ線の衝突事故をめぐり、被害者8人が3月9日、同線の列車運行を担うラピッドレールと公共交通機関運営のプラサラナ・マレーシアを提訴した。
原告は、2021年5月24日午後8時10分~午後9時の間に別々に乗車し、カンポン・バル駅~KLCC駅間で衝突事故に巻き込まれた人々。
事故の発生要因は「ラピッドレールとプラサラナ・マレーシアが乗客の安全確保を怠った結果」だと主張している。
また、衝突の原因について「標準作業手順を実行せず、LRTの運行における技術的専門知識の活用において必要な措置をとらず、原告を含むLRT利用者の安全に注意を払わなかった」と主張する。
それに加え、被告が実態を矮小化し、被害を受けたLRT利用者が直面する苦難や傷害を考慮しなかったと主張している。
原告は一般損害賠償、特別損害賠償、懲罰的損害賠償、加重損害賠償に加え、裁判所が適切と考えるその他の弁済を要求している。
事故後の記者会見で、プラサラナのタジュディン・アブドゥル・ラーマン元会長が「2つの列車が互いにキスした」と冗談を言い、その場で笑ったことが問題視されていた。
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