フグを食べた高齢女性が死亡=ジョホール州
2023.03.29 政治・社会ジョホール州保健統一委員会によると、3月25日にフグを食べた83歳の女性が同日死亡したと発表した。
同委員会によると、女性は食後3時間後に息切れと悪寒の症状を示し始め、女性の夫も約1時間後に同じように発症した。
その後、夫妻は同州クルアンの病院に搬送されたが、同日午後7時に女性の死亡が確認され、女性の夫も集中治療室(ICU)で治療中だという。
同委員会は、「本件はフグ毒による食中毒と分類される。死因は、シガテラ毒またはテトラドトキシンの摂取による心筋異状や呼吸不全、神経症状を伴う食中毒とみられる」と28日夜の声明で述べた。
夫妻はフェイスブックを通じて販売者からフグを入手し、食べたのは今回が初めてだった。
なお、フグ毒の摂取による別の被害者は今のところ確認されていない。