官民産業政策対話を実施=経産相とMITI
2023.04.05 政治・社会日本の経済産業省とマレーシアの国際貿易産業省(MITI)は4月3日、日マレーシア官民産業政策対話をクアラルンプールで開催した。
共同議長として、日本側は経済産業省通商政策局の桐山通商交渉官、マレーシア側はMITIのハナフィ副次官が務めた。
この対話は、2022年5月の経済産業相と国際貿易産業相の会談を受けて設置されたもの。
2022年1月に公表した「アジア未来投資イニシアティブ」の具体化へ向けた取組として、今回の会合では、日・マレーシア双方において重要なテーマであるサプライチェーン強靱化や、特定の産業分野(ヘルスケアや農業分野等)におけるデジタル技術の活用、スタートアップの振興に向けた両国の協力の在り方等についての議論に加えて、航空機産業協力に係る覚書に基づく両国の取組の進捗について報告した。
議論の結果、サプライチェーン強靱化に向けた取組、デジタル技術を活用した両国企業の協業の促進、スタートアップ振興に向けた両国関係者の取組等を強化することで一致した。