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「20日に新月が見られる可能性低い」=国際天文学連合

「20日に新月が見られる可能性低い」=国際天文学連合

2023.04.19 政治・社会
国際天文学連合(IAC)は、4月20日に新月を観測できる可能性は低く、ラマダン(断食月)明け初日は22日になる可能性が高いとしている。
また、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビに拠点を置く天文団体は、ツイッターで「20日の夜に新月を見ることは、適切な望遠鏡やプロの観測者、例外的な気象条件が必要であるため困難。アラブ・イスラム圏のどこからも肉眼で見ることはできないだろう」と書き込んだ。
ラマダンの終わりについて、肉眼と望遠鏡で正確に視認する必要があると決めている国については、30日目まで断食を続けることが予想されるため、断食明け初日は22日となる。
なお、今度の新月には皆既金環日食が観測される。
オーストラリアを中心に皆既日食となるほか、クアラルンプールでも部分日食となる。
新月は太陽を遮るため「ラマダンが短縮されるかも」という論議もあるが、そういった規定はないそうだ。
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