スーダンのマレーシア人、サウジへ向け出港＝外務省

外務省は4月26日、スーダンでの内戦により同国に取り残されていたマレーシア人30人について、サウジアラビア海軍の船で港湾都市ポートスーダンからサウジアラビア西部のジッダへ向け出港したと発表した。

同省の声明によると、「ハルツームから30時間かけて陸路で移動した後、紅海を渡るには少なくとも12時間かかる」とした上で、避難を支援したサウジアラビアとアラブ首長国連邦（UAE）の政府に感謝の意を述べた。

マレーシア人のほかに、シンガポール人やタイ人、カンボジア人、フィリピン人、パレスチナ人、アメリカ人など外国人26人がこのルートを使って避難しているという。