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ダイハツ工業(本社・大阪府池田市)は4月28日、海外市場向けの4車種で側面衝突試験の認証に不正があったと明らかにした。
これにより、同社のマレーシア合弁であるプロドゥア(Perodua)の「アジア」約1万1,800台が影響を受ける可能性がある。
また、親会社であるトヨタ自動車の海外市場向け車種「ヤリスエイティブ」「アギヤ」でも、合わせて計8万8,000台が側面衝突試験でドアの一部を不正に加工したとされる。
なお、日本国内向けの車種については不正は確認されていないという。
ダイハツによると、内部告発により安全性試験の不正を発見し、規制当局に報告した。対象車種の出荷は停止しており、規制当局の立ち会いのもと新たな試験を実施、安全が確認された後に改めて出荷が再開される予定。
トヨタ自動車の豊田章男取締役会長はこれを受け、「今回の不正は顧客の信頼を裏切るものであり、絶対に許されない行為」と指摘した。