アブドゥラ国王夫妻、英国王戴冠式に出席

アブドゥラ国王夫妻は5月6日、英国国王チャールズ3世の戴冠式に出席した。

夫妻は、チャールズ3世の公式招待を受け、3日にロンドンに到着、14日まで滞在する。

ウェストミンスター寺院で行われた戴冠式では、各国の王室メンバー、国家元首、政府首脳、要人らが出席。

日本からは秋篠宮ご夫妻が参列した。

マレーシアの国家元首が英国君主の戴冠式に出席するのは史上初めて。

前回の戴冠式は先に亡くなったエリザベス2世女王の式典が1953年6月2日に行われているが、当時、マレーシアはまだ独立しておらず、英領マラヤという英国の植民地だった。

史料によると、エリザベス2世の戴冠式では、当時まだイギリスの植民地支配下にあったマラヤを代表して、クランタン州のスルタン、ジョホール州のスルタン、スランゴール州のスルタン、ペラ州のスルタンが戴冠式に出席することを承諾したという。