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3月から全国で始まった暑さで農場の農作物に害虫が増え、野菜価格も最大40%上昇している。
キャメロン・ハイランドで農場を経営しているロー・ウェンソーさんは、3月以降に野菜の葉を食べる害虫の繁殖率が高まったと嘆く。多くの葉が食べられ、収穫率は90%から70%に激減しているという。
同氏は「害虫に食われた野菜が多いと売れないんです」と語った。
クアラルンプール野菜卸売業協会のウォン・ケンファット会長によると、チンゲン菜の価格は現在1キロあたり5~6リンギ。
葉が虫に食べられたものは同3~3.5リンギだという。
暑さが到来する前は同2~3リンギほどだったが、30~40%も上昇したと指摘する。
このほかにも緑葉野菜はおおむね価格が上昇している。
同会長は暑さで野菜がしおれるのを防ぐため、水やりの回数が増えているため、収穫量が減っているうえ、コストも上がっているので必然的に価格が上昇しているとも指摘した。