ペナン州の一部　14日から3日間断水措置

ペナン州のペナン水道公社は5月14日午後、同日から17日まで一部地域で断水措置を講じると突然発表した。

スンガイ・ムダ・ダムの貯水量が急激に低下したため。

スンガイ・ドゥア浄水場の処理に影響が出ているという。

同社は影響の出ている地域について詳細を明らかにしていない。

ただ、1日あたり100万リットルの処理水を必要とするスブラン・プライ全体とペナン島の一部に供給できないとしている。

スンガイ・ムダ・ダムの貯水量の水位が回復しない限り、今後も断続的に断水措置が取られる可能性を同社は指摘している。

また、17日までは給水している地域でも水圧が低下する恐れもあると説明している。

これを受けて、同州のチョー・コンヨー州首相は水を節約するよう呼びかけた。

庭や植物への水やりや洗車はしないよう求めている。

一方、クダ州でもダムの貯水量が低下している。

14日現在でアイェル・ヒタム・ダムは約40％、トゥルック・バハン・ダムは46.5％のの容量まで下がった。

すでにクリムやバリン、クアラ・ムダの3郡25万2000世帯に断水措置を講じた。

クリム・ハイテク工業団地の一部にも影響が出ているという。