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全国銀行職員組合は5月14日、銀行職員の定年が現行の60歳から61歳に引き上げられたことを明らかにした。
マレーシア商業銀行協会と締結した新しい労働協約に盛り込まれたという。
同組合側はこれまで銀行協会側に低所得者層や中所得者層の行員の退職金を増やすため、定年を65歳まで引き上げるよう求めていた。
しかし、協会側は65歳までの引き上げは健康状態を懸念したため、1歳引き上げることで落ち着いた。
新しい労働協約には給与が15%から18%引き上げられ、大型祝祭には給与の1カ月分の支給の他、住宅ローンの免除額も引き上げられる。
61歳までは契約社員ではなく、正社員として働け、これまでの福利厚生はすべて受けられるとも組合は説明した。