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東海岸鉄道(ECRL)運営会社マレーシア・レール・リンク(MRL)は5月17日、同l線のパハン州ゲベン~トレンガヌ州ドゥングン間90kmの線路敷設工事を今年末に開始すると発表した。
同社は、「ゲベンのクアンタン・ポート・シティー(KPC)駅~ドゥングン間の軌道敷設作業は完了までに3~4か月かかる」とした上で、軌道敷設機は今年11月までに到着し、1日あたり約1.5kmの軌道を敷設する予定と述べた。
パハン州はECRLの線路が敷設される最初の州となる。
線路敷設工事の最初の州としてパハン州が選ばれた理由について、同社は、「線路敷設基地を含む資材をKPC駅に近いクアンタン港に到着させるという当初の計画に沿ったものである」と述べた。
ECRLプロジェクトのパハン州区間は全長約230kmで、152kmが地上区間、残りがトンネルと橋で構成されているという。同州内の建設は今年4月までで43%に達し、2027年1月1日のECRL稼働に向けて順調に進んでいるという。
2017年に着手されたECRLプロジェクトは全長665kmで、東海岸3州(クランタン州、トレンガヌ州、パハン州)と首都圏を結ぶ。