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サバ州政府の投資公社カザナ・サバは7月31日、コタキナバル国際空港の移転案が州の閣議で近く承認されるだろうとの見通しを示した。
案が承認された場合、建設は3~5年かかり、2030年には現在の空港に移転する。
同社のユソフ・ヤコブ会長が述べた。
同社はすでに同州経済計画局に空港移転の実現可能性の調査結果を提出。
これをもとに7月24日にアンソニー・ローク運輸相らと会談し、移転案について好意的な感触を得たという。
今後は州内閣の承認を待つのみだとも同会長は話した。
新空港の建設はコタキナバルから南に車で1時間ほどのキマニス地区に予定されている。
同社は不動産のブルジャヤ・ランド社などと覚書を結んで実現可能性調査を行ってきた。
新空港は総面積約2023ヘクタール。
周辺には航空訓練センターや航空産業関連施設、空港都市や工業団地も造り、開発総面積は約6070ヘクタールにおよぶ。
空港と市内はパン・ボルネオ高速道路や鉄道を直結させる計画だ。
同会長は「現在のコタキナバル国際空港はコタキナバルの成長を遅れせており、もはや適していない」と指摘し、早急な州閣議の承認に期待を示した。