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サラワク州のアブドゥル・カリム観光・クリエーティブ産業・芸術相は8月14日、同州のマレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)プログラムの2022年の申請者数が411人で、前年比1422%増になったと明らかにした。
同プログラムは2007年に導入されて以降、2093人が申請し承認を得ているという。今年は年初から8月までに406件の承認が降りた。
同プログラムは、連邦政府のMM2Hの申請条件より緩い。
同相は「現在の基準に満足している。州にとって有益で、基準をダイナミックにすることで多くの人が申請してきている」と語った。
MM2H業者協会のアンソニー・リュー会長によると、サラワク州のMM2Hプログラムの取得者は、生活費の安さ、ゆったりとした生活ペース、美しい風景に惹かれた退職者がほとんどで、条件の厳しい連邦政府のMM2H取得を諦め、サラワク州で申請する人もいるという。
ただ、申請から承認まで6か月ほどかかっていることから、同会長は「改善の余地がある」とも指摘。
申請時間が長ければ、ほかの国に流れていく可能性があるとして迅速な手続きが必要とも強調した。