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開業が遅れていたパビリオン・ダマンサラ・ハイツのモールの一部が、10月9日オープンした。10月末までに、モール内の店舗およそ100店舗が順次営業を始める予定。
オープニングセレモニーには、関係者のほか、開業を待ちわびた近隣住民らの姿もみられ、ライオンダンス(獅子舞)を楽しんだり、早速、お目当てのレストランで食事をしたりしていた。
パビリオン・ダマンサラ・ハイツは、オフィス棟と、レジデンス、モールからなる複合施設で、パビリオン・グループと、カナダ最大の公的年金運用機関「カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)」による合弁事業。パビリオン・クループによると、CPPIBが、マレーシアで直接不動産投資を行うのは今回が初めて。
MRTのPusat Bandar Damansara駅に隣接し、このモールを象徴するデザインのメインエントランスには、「パビリオン・クラウン」と名付けられたリサイクル可能なガラスが使用されている。
クアラルンプール・パビリオン社の最高経営責任者であるDato’ Joyce Yap氏は「第1期でモールの賃貸可能スペースの約80%が埋まり、マレーシア経済への信頼が回復したことを示している。第4四半期は、マレーシアが年末の祝祭シーズンに向かうため、小売の売上高が急増するのが一般的。観光業の回復、世界経済の改善などから、2024年の成長の見通しは明るい」と話した。