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外国人渡航者にデジタル到着カードの記入義務付け

外国人渡航者にデジタル到着カードの記入義務付け

2023.12.04 政治・社会

出入国管理局は12月3日、観光などで入国する外国人に対しマレーシア・デジタル・到着カード(MDAC)の記入を義務付けると突然発表した。同日から適用となった。

クアラルンプール国際空港(ターミナル1と2)に入国する場合、入国日の3日前までに記入する必要がある。

記入はこちらから
https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main

ただ、シンガポール経由の渡航者(入国審査を必要としない人)や永住権保有者、マレーシア自動クリアランス・システム(MACS)保有者は除外される。

記入内容は個人情報や滞在期間、連絡先など。これら内容は到着時に入国審査カウンターで記入の有無が確認される。

出国時はカウンターではなく、自動ゲートを使って出国できるようになる。以後に再び入国する場合は同様に入国日3日前までに記入すると、入国も自動ゲートを利用できるようになる。初回の渡航のときのみ審査カウンターに行く必要がある。

自動ゲートの利用は日本国籍保有者を含む10か国の渡航者が当面は対象のようだ。ただし、旅券の残余期間が6か月以上であることが条件。身長が120センチ未満の子どもは利用できない。

政府は元来、12月1日からビザなし渡航が可能になった中国とインドの国籍保有者のみにMDACの記入を義務付けていた。しかし、突然方針を転換したもようで、3日から全外国人渡航者に適用。同局は突然の発表のため、12月7日までは「猶予期間」にするとしている。
 

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