関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
観光芸術文化省(MOTAC)は6月14日、ロングステイ向けのプログラムであるマレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)に参加するための最新ルールを正式に発表した。
それによると、カテゴリーは「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」の3つに分かれているほか、ジョホール州にある巨大不動産開発エリア「フォレストシティ」での物件購入を前提とした個別のカテゴリーが新たに設けられている。
3つのカテゴリーとも、不動産の購入が必ず求められるなど、従来とは異なるコンセプトとなっており、「かなりの富裕層でなければ参加できない」といった批判の声も聞こえている。
プラチナは100万米ドルの定期預金が必要で、ゴールドでは50万米ドル、シルバーでは15万米ドルがそれぞれ必要なほか、特定の基準と条件が設けられている。
今回の発表で目を引くのは、プラチナを手数料20万リンギを支払い、申請が受理されると、マレーシアでの労働および投資が可能となることだ。一方、ゴールドおよびシルバーの手数料はそれぞれ3000リンギおよび1000リンギだが、労働許可は与えられない。
MM2Hビザの有効期間はプラチナが20年、ゴールドが15年、シルバーが5年であり、期限が切れた後は5年ごとに更新が必要。
更新手数料はプラチナが5000リンギ、ゴールドが3000リンギ、シルバーが1500リンギ。これらの手数料はMM2Hビザの主たる保持者のみが支払うことになる。また主たる保持者が亡くなった場合、家族がMM2Hの権利を引き継ぐことが全カテゴリーいずれでも可能だ。