FAカップ決勝戦、24日に開催＝ジョホールの3連覇なるか

マレーシアサッカー界の王者を決める2024年FAカップの決勝戦が8月24日、ブキッ・ジャリル国立競技場で行われる。対戦は、「サザン・タイガース」としてその名を轟かせているジョホール・ダルル・タクジム（JDT）とセランゴールFCの組み合わせとなった。

JDTは過去2年連続でFAカップを制覇、今回も優勝候補と見られている。JDTは今シーズンも圧倒的な強さを見せ、準決勝ではクダを合計スコア5-1で下し、決勝進出を果たしている。

一方、セランゴールFCは劣勢と見られているが、その実力を軽視することはできない。準決勝では逆転でトレンガヌを破って決勝に進出した。

セランゴールは過去15年以上FAカップを手にしていないが、JDTを一泡吹かすことができるだろうか。
また、両チーム間ではピッチ外での挑発行為も見られ、これが試合のモチベーションを一層高める要因となっている。

警察当局によると8万5,000人の観客を見込んでおり、2,500人の警官を動員し厳重な警備体制が敷かれる。また試合後の観客輸送のため、LRTの運行時間も延長される予定だ