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汚職取締庁長官、突然の辞任 新任には女性弁護士のコヤ氏

2019.06.13 政治・社会

汚職取締庁(MACC)のモハマド・シュクリ長官が突如辞任した。

首相府が6月4日発表した。後任には女性弁護士のラシーファ・コヤ氏が1日付で就任した。任期は来年5月17日まで。

シュクリ氏は22年間にわたりMACCに勤務し、副長官にまで登りつめて2016年7月に引退。

しかし、昨年の政権交代で長官に就任していた。引退前は政府系ファンド1MDBの不正流用疑惑でアメリカのルートなどを捜査していた。

昨年5月に長官に就任当時は「やり残したことがある」として不正流用疑惑を徹底捜査することを明言。

ナジブ前首相らを起訴できたことから「一段落できた」として役職を辞任することを決めた。

辞任については数カ月前に政府首脳と協議していたという。

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