ホームマレーシアニュース東海岸の洪水被害深刻に=パハンでは被災者1万8000人超-2021/01/07
東海岸の洪水被害深刻に=パハンでは被災者1万8000人超-2021/01/07

東海岸の洪水被害深刻に=パハンでは被災者1万8000人超-2021/01/07

2021.01.07 政治・社会
マレー半島東海岸の洪水が深刻だ。年末から年末から「北東モンスーン」の影響を受けて降り続いている雨の影響で洪水地域が拡大。特にパハン州では被災者が1万8000人を超えた。
社会福祉局(JKM)によると、1月6日午前でパハン州の洪水による家屋などの浸水で被災者は1万8976人に達し、241カ所の避難所に避難している。特に州中央のマラン郡のパハン河沿いの被害が激しく、約4500人が避難。トゥメロ郡で約3000人などとなり、州都クアンタンでも約2300人が避難を強いられている。
また、トレンガヌ州ドゥングン郡で267人が避難、クランタン州南部のグア・ムサン郡やタナ・メラでも浸水被害が確認されている。
各地を流れる河の水位は危険水位を越えており、今後再び雨が降れば被害が拡大する可能性がある。
ジョホール州では5日午後時点で4000人を超える州民が避難していたが、6日午前には3500人まで減った。セランゴール州でも避難者数は減っている。
こうした浸水から逃れるため公民館や学校などに集まった人々の間での新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されている。各州当局は標準運用手順(SOP)を厳格に順守させている。
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